岐阜圏域

岐阜市 トランジットモール2020で自動運転実証実験を体験してみた!

トランジットモール2020 自動運転実証実験
lynrabbit

トランジットモール2020に行ってきた!

2020年11月11日~11月15日まで、岐阜市の金華橋通り一帯で交通社会実験「トランジットモール2020」が行われました。

今回は5年目で、例年は休日だけのところを平日も含めて5日間開催となりました。

道路空間の新たな活用を探るべく行われているイベント。たくさんのワークショップ、グルメ、公共交通機関などの展示車など、様々な催しがありましたね~

今回は土曜日(11月14日)に見に行きました。

そして、いつの間にか応募して当選していた自動運転実証実験のバスに乗れる体験。いったいどんな感じだったのか!を交えつつ紹介していきますよー

 

トランジットモール とは

 岐阜市の中心市街地で、マイカーの通行を抑えつつまちのにぎわい創出を図る市の交通社会実験「トランジットモール」が11日、金華橋通り一帯で始まった。5年目となる今回は初めて平日開催を含む5日間で実施し、通りを歩いて楽しめる多彩なイベントを展開しながら、道路空間の新たな活用策を探る。15日まで。

金町2交差点から文化センター前交差点の約580メートルで両方向の片側4車線を各1車線に規制し、影響を検証する。オープンスペースとなる路上では、道路空間を公園のように利用するイベント「ヤナガセパークライン」を展開する。歩行者天国となった車線には子ども用の遊具やキッチンカーが並び、スケートボードができるエリアなども設けられ、初日から子ども連れらが楽しんだ。

引用:岐阜新聞web

歩行者天国的なものはよく岐阜まつりあたりで若宮町あたりを封鎖していますが、片側4車線を1車線に規制しつつ、その真横でイベントを敢行するというなかなか大胆な試み。

平日は通勤時間帯はどうなるんやろなーと思いながら個人的には通勤にまったく関係ない通りではあったので影響が気になるところでしたが・・。

車の通行を抑えつつ街の賑わいを図る、という結果はどうだったんだろう。

と思いつつ、今回のメインは金公園からJR岐阜駅ターミナルまでぐるっと1周する自動運転のバスに体験乗車なんですね!

 

自動運転実証実験のバスに乗る。

自動運転実証実験の小型バス。たしか柳バスと同系の機種だと思いますが、それに乗って柳ケ瀬商店街~JR岐阜駅の運行ルートを走ります。

自動運転とはいえ、まだまだ実験段階ということで運転席には運転手さんがいつでも手動で運転できるよう待機。ハンドルに触れないまでもギリギリのところで手を添えている状態。

しかし、アクセルやブレーキ、左折や右折、信号などにおける一時停止は自動運転にゆだねていた模様。

 

車両の周辺には多数のカメラやセンサーなどが搭載されていました。

岐阜市内中心部の交通量と複雑な交通環境にどこまでバスが対応できるかが気になるところですが、結果としては・・・↓

 

自動運転のバスに乗ってみて思ったのは・・・

柳ケ瀬商店街~JR岐阜駅のルートをだいたい時速20~30km?くらいのゆるやかなスピードで走りました。ぐるっと1周でだいたい30分ちょっとの時間だったと思います。

運転手さんもサポートにまわっており、暴走とか事故などの危惧は全然感じなかったのですが、時々自動運転によるブレーキが雑やな!とツッコミを入れざるを得ない状況がありましたね~。

人間が踏むブレーキは緊急性がない限りはよほどの急ブレーキはないかと思いますが、自動運転のブレーキはなんかいきなりキュッと踏む印象。おそらくブレーキ関連の管制が微妙に安定していないのかもしれませんね~。エアー関連とかあるのかも。

 

それ以外はとくに気になる要素もなく、安心して乗っていられました。

今回の実験段階としては、レベル2と呼ばれる段階で、ハンドル、ブレーキなどの基本的な操作を自動化しているところで、複雑な状況では手動になる要素が残っています。

レベル3に引き上げられれば、一定条件で自動運転が走行を担えることが出来るそうです。

 

更に実験と実証が進めば、運転手不足の解消とか、運転免許関係の緩和など様々な制限が薄くなっていくのでは、と思います。数年後にはもしかしたら完全なものになるのかもとなんだか期待する感じですね~。

 

ちなみに、うちの車の自動運転

なんと、自分が普段運転している車にも自動運転するシステムがあるんですよ!(大げさに)

とは言っても、ただスピード固定でそのままアクセル踏まなくても走るというものなんですが、実際のところ、ほぼまっすぐな高速道路くらいでしか使うことがなく、個人的にも使ったことがあるのは新東名高速道路の静岡県浜松市~静岡市くらいのあたり。

あのへんは道幅が広く、直線道路が多い場所であり、交通量が少なければ自動で走れるかなーといった感じです。とはいえやっぱコワイのでブレーキ踏んで解除できるようにスタンバイしているのであんまり意味があるかどうかは微妙。

 

今回の自動運転実証実験のバスはアクセルだけに留まらず、一時停止や右折、左折、その他の要素でもシステムが担当しています。まだ多くの箇所で手動で制御しています。

いずれ、自家用車にもこのシステムが導入されていくのでしょうかね~。

 

ちなみに自動運転の機械音声がゆっくり解説の人にしか聞こえなかったんですが、そういうもんなんですかね|ω・)?

ゆっくり解説:SofTalkという、合成音声によるフリーのテキスト読み上げソフト。

 

岐阜市 トランジットモール2020

岐阜バス 清流ライナー

トランジットモール2020:

  • 日時:2020年11月11日~11月15日
  • 場所:岐阜市 金華橋通り一帯
  • 時間:10:00~16:00

ヤナガセパークラインと公共交通フェスタも同時開催。

★ヤナガセパークライン:

道路と公園が融合したような空間。グルメ、アウトドア、ワークショップ、フリースペースなどの設置、運用。

★公共交通フェスタ:

バス・タクシー、パトカーや消防車などの小さな男の子が好きそうな要素満載!の車両展示。地震体験車も。ATMを搭載した銀行のトラックもありました。

マイカー持ちにはなかなか乗る機会もない清流ライナーも展示。

 

トランジットモールは今回初来訪したんですが、思いのほか楽しめました。

天気も快晴ということもあり、イベント満喫できたと思います。

新型コロナの対策も様々な場所で対応されていました。

平日の開催は人の出もまったりした状況でのんびりできた、とは嫁氏談。

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岐阜の阜は他に使いどころあるのかと
りんずです。岐阜市の中心から情報発信中! カフェのモーニングから新しいランドマークまで様々な岐阜のなにかを紹介しています。
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